富勢剣友会、大きな声で元気いっぱい!

*足の踏み方

*足の踏み方


                《剣道術理へ戻る》


※足の踏み方について
一.進退の運動
 前身するときは、前進する姿勢で、下腹に充分力を入れて、足は七分三分に踏み進むのです。
 七分三に踏むとは、その踏む力の分量のことであって、すなわち前足が3分の踏力ならば、後ろ足は七分の踏力で、前に押進むのです。そのとき竹刀を持った両手は、やはり足に伴い、左にて右手を押出す心持ちをもって進むのです。後退のときの足は、この反対の動作でよいのです。
 足の運動中、最も嫌うことは、飛び足、跳ね足、引きずり足の三つです。

二.左右の運動
 右横、左横、右横、左横というように、練習しておくことは、大事なことです。しかし、左右に運動するときも進退運動のときの心持ちですればよいのです。
 進退左右の運動するには、十字の踏み方を練習しておき、試合の際の変化に応じて、動けばよいのです。

三.足の踏み方
 家を建てるのには、まずその土台を造って、その上に柱を建てていきます。その足の踏み方は人により大小遅速はありますが、おおむね常に歩行するときのように足を踏み開き、両脚の関節を和らげ、わずかに膝を曲げ、左右の足の爪先に力を入れて両踵をわずかに浮かし(前足踵三分上げれば後足踵五分上げ、前足踵五分上げれば後足踵一寸上げ)の心持ちで極めて軽く歩めば、前後左右進退跳躍思うようになります。上体の重心はどこに置くかというと、右足にも左足にも置くものではなく両方の足と足との中間のところに置く心持ちであればいかに運動しても、(この重心を脱しさえしなければ)押しても、決して体は崩れことはないのです。また、両足の爪先はともに正面に向かい平行にしなければなりません。よく見受けられる足の踏み方が前足と後ろ足の間隔がなかったり、左足の指が外側になったりしている人があるが、容易に指一本で体を崩すことができます。また前に進めない欠点があります。

四.運び方
 足の踏み方は打つときも突くときも、太刀に乗るとき、外すとき、常に左右の足を右左右左と同時に伴い運ぶ。高く踏むことなく、地に近く運ぶことが重要である。
 片足で踏むと居ついて自由を失い、相手より突き当たり来るときは防ぎが難しくなります。

五.足踏み込みおよび運動法
 歩行は踵を中心に、指先より一直線上に並行して交互に歩みます。 むろん剣道の動作においてもあゆみかたにおいてはその自然を失ってはなりません。自然の歩行による足踏みを誤れば弱体となって敏速を欠きその上相手に乗られる機会を与えるようになります。
 足踏みは自然を失わず一直線上に並行して踏むべきであってこそ強体になるので進退は自由にして迅速、従って業も正確となるのです。進む時に右足を強く踏み、その足に体の重量を乗せることは、左足の力を失い後に弾ね、あるいは一つのところを踏む事ができず、完全なる進行ができないため、左足に力を偏して左足を横に流し全体を崩すというようになるので、常に追足にて進退し追足を充分に練習して、一足にかたよる事なく、両足は進退に平均の運動を促進し完全とする事が大切です。

六.自然足と不自然足
 自然足とは普通歩行する時、右足を出し、左足は前方を送りだされるとき踵を上げて状態を自然足といいます。
 足先はやや外に向けて歩行するのでこれを真直ぐにしたり、あるいは内に入れて形を作ることは、不自然となります。
 右足先を横に向けるのは著しく自然を害するので、姿勢が曲がり、構えを崩し、打突の正確を誤り、足裏に豆ができるのです。そこで直立不動体より、右足を一歩踏み出し、左足は踵を浮かべて、右足の指先と同一方向として、軽くこれに力を入れ、全体の重心を両足にて軽く支えるのです。
 足先すなわち追足の最初足は場を広くする時、左足が横に向いたり、右足に左足が送れないため体が曲がったりよろめいたりするのです。
 足幅は狭くして重心を支え膝の弛みにより足先より運行するのです。

七.手脚一致練習の要領
・進退して正面を打つこと。
 一歩右足より左足と進んで、上段より正面を左足より退りつつ上段
より正面を打つ。手足は力を入れず軽く、右足は肩と水平のところにて止めるのです。この要領を数回行います。

 《剣道術理へ戻る》

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional