*掃除
掃除(そうじ)
掃除 そ う じ
そ・・・率先して
う・・・動いて
じ・・・自分から
※【掃除は心を磨く第一歩】
あらゆる道の修行は、掃除(清掃、整理、整頓)から始まります。
『自分の生活する身辺をきれいに掃除することは、自分自身の心を磨くことで、剣道修行の第一歩であり、掃除が立派にできるようになればどんなこともできるようになるとも言われます。体を動かすことで足、腰が鍛えられる。『今日は休みたいナァ』という気持ちにうち克って継続することで克己心が育ち、人の目に触れない所までも気を配ってきれいにすることで注意力が、置物等を飾ることでバランス感覚が養われます。終わって用具をキチンとかたづけることで物事の始末ができるようになります。掃除は人間を磨く為の基本的な行なのです。』
現在は掃除の仕方も大変楽になりましたが、根本は変わらないと思います。本当に掃除ができているかどうか反省しなくてはなりま
せん。
剣道に急、去、尽、受、居、迷、来(打突の好機)、動静写し看る明鏡の台とあります。
心を澄ます稽古をすることで、相手の心身の動きが良く見えるようになり、打突の好機を逃さないようになるという意味ですが、その第一歩である掃除を積極的に行わなければなりません。