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*出ばな技

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出ばな技
相手が打ってこようとする直前に、自分が先に打って出る技です。
これは一番良い技ですが、頭で理解するだけではなかなかできるものではありません。繰り返し練習して、覚える事が大切です。
練習する時の注意
(1)「チャンス」だと思ったら、相手に打たれるつもりで、体全体で打っていきます。この技は決断力を養うことがとても大切です。
(2)相手の体の変化を良く観察します。特に、目、竹刀のにぎり、竹刀先、右足、腰などに必ず変わった状態がでますから、日頃の稽古でみわけられるように訓練します。
(3)技が正確に決まるような体のさばきかたをよく練習します。
とくに小手を打つときは、相手の勢いのよい体につぶされたり、打ったあとに自分の竹刀がじゃまになって動けなくなったりすることがよく起こりますので、体と竹刀のさばきに気をつけます。
(4)常に冷静沈着に技がだせる精神を養います。
驚(おどろき)、懼(おそれ)、疑(うたがい)、惑(まどい)を四戒といい、このなかの一つでも心のなかに生じると、打たれることになります。
※出ばな面
 相手が面打ちの状態になってから打ったのではおそすぎます。
相手の体や竹刀の変化を見のがさずに思い切って打つことが大切です。
※出ばな小手
 出ばな面と同じように、打とうとして動作をする直前の小手が空いたところを打つ技です。この技では特に、体のさばきかたと竹刀のさばきかたが大切になります。
※体のさばきかたさばきかたが悪いと、相手が出てくる勢いにつぶされてしまい、打突部位をっていても有効になりません。そればかりか自分の竹刀を落して反則になってしまうこともあります。
※竹刀のさばき方
 竹刀のさばき方が悪いと、小手を打とうとした瞬間に、相手の勢いで竹刀が体につかえて有効にならず、逆に相手に打たれて負けてしまうことがあります。

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