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*互角稽古

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互格稽古
 これは、いわゆる地稽古といわれるもので、昔から、稽古は試合と思え、試合は稽古と思え。また、稽古は一本勝負を繰り返すものだと心得よ。などといろいろの教えがありますが、いずれも稽古は試合のように真剣にやれということだと思います。
稽古が試合と違う点は、お互いが審判し合って勝負を争うということです。また稽古は試合のようにはやりますが、試合ではなく、やはり、練習という意味をもっています。間合のとり方とか、打突の機会のとらえ方とか、攻め方などを工夫研究しながら練習しなければなりません。しかし、例えば基本打突ができないものが互格稽古のなかで、正しい打突を会得しようというのは無理です。このような人は、まず、人形打突台のような打突練習をして、基本打突ができるようになってから、稽古で生かすようにしなければいけません。
 一足一刀の間合で稽古をするように心がけることが大切です。真剣なら、もう勝負がついているような近間で、ガチャガチャとやるようなことはよくありません。
一足一刀の間合いというのは、一歩出れば相手に届く距離で、このことは、自分だけでなく、相手も同じことで、自分が打てるということは、相手にも打たれるということです。どのように打つか、打たれるかといったギリギリのところで稽古することがきわめて大切なことです。

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